タイ

バンコク

人口約600万人のバンコクは1782年にチャクリー王が開いて以来、
タイの政治・経済・文化の中心として栄えてきた首都である。
ゆったりと時間の流れるタイにあって、
別世界のような熱気と騒々しさに包まれている。
市内だけで300以上あるという仏教寺院、
活気あふれるマーケットと静寂と喧噪が混在する。

僕が初めて外国へ行ったのは、1990年。
ちょうど日本ではバブル期だった。
両親が共働きだった僕の家にもバブルがきて、
家族4人で海外旅行をすることになった。
正直言って、当時、英語は苦手で嫌いだったし、
外人の友達もいなかったので、海外旅行には全く興味がなかった。
そして何よりも、すべての面で「ガキ」だった。

タイ航空でバンコクの空港に着くと、
中国系タイ人の美女ガイドさんが出迎えてくれた(驚)
驚いたのはウチの家族だけの専用ガイドだったということ。
そしてバンコクではHilton Hotelに泊った。
http://www.hotels489.com/th/dtl/b34/
当時、未熟者だった若造の僕は、
何の予備知識も持たないでタイに行ってしまった為、
ただカイドの後をついていって写真を撮るだけだった。(今は後悔しているが・・・)

まず最初に水上ボートに乗り、王宮、エメラルド寺院を見てまわった。
王宮はバンコクの観光名所。
実際に王宮として使用されていたのは前国王ラマ8世までである。
宮殿は3階建てになっていて、1階から3階までは大理石作りのビクトリア様式、
屋根から突き出た尖塔は、タイの伝統的建築様式で作られている。

エメラルド寺院(ワット・プラケオ)はタイの王室および国家的重要儀式用の一級寺院。
タイで最も高い格式を誇っていて、王宮のすぐ隣りの同じ敷地内にある。
金箔で覆われた豪華な仏像や、緻密な装飾に彩られた建築物は必見。
寺院で最も有名なのが、本尊のエメラルド仏である。
この仏像はエメラルド色の翡翠で作られている。

でも衝撃的だったのは、物売りのタイの子どもたちだった。
「えっ、学校に行かないの?」って思うくらいの子どもたちが、
生活がかかっているせいか必死で物を売り込みに来る。
現在、タイの平均所得は約6000ドルだが、1990年当時はアジアの急成長前だった為、
タイ人の月収は日本円で2-3万円だったような記憶がある。
それは当時の僕の小遣いと同額だった。
タイの物売りの子どもたちを見ていると、
「親の金で贅沢している自分な何なんだろう?」
って思ってしまって、ナンカとても興醒めしてしまった。
「偶然、生まれた場所がよかっただけ」という気持ちにもなった。
バンコク
昼食は街が一望できる高層ビルのレストランでタイ料理を食べた。
でも、甘ちゃんだった僕には辛すぎる料理で、ほとんど食べることができなかった。
タイでの食事は口に合わず、果物ばかり食べていた。
当時はアルコールも飲まなかったので、レストランでの楽しみがなかった(涙)。

両親には悪いが、旅行はあまり楽しくなかった。
自分で下調べもしなかった為、ほとんど記憶に残ってないし、
頭の中にバンコクの地図を思い描くことはできない。
ただガイドに連れられて名所を観光して、写真を撮っただけだった。
この経験は後に旅行する時の反面教師になったのが唯一の収穫である。


パタヤ

タイでもっとも賑やかなビーチである、といわれているらしい。
ビーチ沿いには高層ホテルが建ち並び、夜はネオンサインがきらびやかに彩る。
ビーチは海水浴、シュノーケリングより日光浴、マリンスポーツを楽しむ人たちで賑わっている。

バンコクの次の滞在地は車で2時間程のところあるパタヤだった。
車内はウチの家族4人、中国系タイ人の美人ガイド、
そして典型的なタイ顔の運転手。
ガイドのお姉さんは日本留学経験があり日本語が堪能♪
さらに英語、北京語、広東語、マレー語、
タイ語の計6カ国語を話せるとのこと(驚)。
悪夢はここで起こった・・・
その話を聞いた親父がガイドのお姉さんに
「子どもたちには英語で話してください」と言い出したのだ。
英語嫌い、且つ初海外のお子様兄弟に英会話ができるわけもなく、
僕ら兄弟は車内でずっと狸寝入り(苦笑)。

泊ったのはDusit Resort Pattayaという五つ星ホテル。
http://www.pattaya-hotels-travel.com/dusit_pattaya.htm
バンコクで暗い気持ちになっていた僕にとって、
パタヤのビーチはとてもまぶしく感じた。
パタヤ
しかし、一人でブラブラとビーチを散歩してると、
背中にタトゥーの装飾をなさった日本の893御一行様に遭遇(汗)。
各人みんな両脇にタイ人女性をはべらせ、ビーチで日光浴。
これが本当の意味で「両手に花」。英語では” have a girl on each arm”

パタヤでやったことは、まず射撃!
ストレスが溜まっていたせいか、撃ちに撃ちまくり、
あっという間にタイ人の月収分の金額を浪費!(鬱)。
その後、少しだけ高速ボートを無免許運転させてもらって、
パタヤの沖合い10Kmあるラン島へ~♪
ラン島の海は透明度もよくビーチも白砂でキレイだった。
そこではパラセイリングを数回楽しんだ。

パタヤでも、タイ料理はダメだったので果物ばかり食べていた。
しかし、今では自宅でグリーンカレー、レッドカレー、
トムヤンクンなどをつくって食べている(笑)。
もちろんタイ産のペーストを使用している。
辛い料理でビールを飲むは最高の贅沢である。

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